12 ONYX RING ~10 karat gold~
いつもロンサムのブログをご覧いただきありがとうございます。
本日はオニキスを使ったヴィンテージ感漂うリングをご紹介いたします。
12 ONYX RING
天然石オニキスに不思議な数字”12”を彫刻したインタリオリングです。
早速全体を見ていきましょう。
まずは正面からですが、フラットトップのオニキスに数字の12が描かれています。
この数字の”12”ですが、非常に興味深い数字でして、
いくつか例をあげますと、12進法、1年12か月、1ダース、十二支、十二音、十二星座など
まだまだたくさんあります。
こちらのオニキスですが単なる丸板ではなく、
このリング用に特注カットした物を使用しています。
内容としましては、サイドにわずかなテーパーを付けて伏せ込めるようにしたり
トップの角を面取りしたり、といった拘りを盛り込んでの特注カットとなっています。
数字の部分は彫刻した溝にゴールドの色を入れています。
また、リング本体の素材ですが
こちらのリングは10金を使用しています。
10金と言いますとあまりなじみのない方もいらっしゃると思いますので
少し説明させていただきます。
純金は宝飾品にするには柔らかすぎたり加工面でも扱いずらいという点で割金をします。
割金には銀と銅が使われています。
日本で一般的な18金も75%が金で残り25パーセントが銀と銅です。
ですから10金も、純金を24金としましての10ですから単純に41.7%が金というわけです。
イギリスのアンティークジュエリーでは9金が多く使われていたりもします。
そんな観点からもヴィンテージ感があって個人的にも気に入っています。
10金は18金と比べて非常に硬く製作面では苦労しますが、
変形やキズにも強いのでその辺はメリットとなるでしょう。
また色味は少し薄い金色になりますので金の色味が少し苦手という方にもおすすめです。
内側
リングの裏から見るとオニキスの裏面にもブランドロゴが彫刻されているのが見て取れます。
”12”
いろいろなところで使われている数字ですが、
着ける方それぞれの意味を込めて使っていただけたらと思っています。
メンズでしたらピンキーをお勧めいたします。
戸田