ネクタイピンは必要ですか?
ネクタイピンの役割とは?ファッション的な要素や実用性を兼ね備えた、まさに男のアクセサリー。この一本であなたのタイドアップスタイルが完成します。
クラシックメンズアクセサリーブランドのロンサムでは、ネクタイピンやカフスなどのメンズならではのアクセサリーを提案し続けています。
昨今のクラシック志向で再注目されてはいますが、それでもなお身に着ける人は少数派と言えるでしょう。
男性ならではの装いを楽しむといった点からも、是非お試しいただきたいアイテムです。
タイピンはオシャレとしてだけでなく、実用性を兼ねたアクセサリーです。
風の強い日や、ジャケットを脱いだ際のネクタイの動きを制限して乱れを防ぐ、言わば身だしなみとしての意味合いが強くあります。
数少ない男性のアクセサリーとしてとてもおススメのアイテムです。
一口に、ネクタイピンといっても様々なブランドが混在していますが、
ロンサムではとりわけハンドメイドに拘って製作しております。
ハンドメイドのタイバー
ロンサムのタイピンは一点一点、ハンドメイドで制作しています。
こちらのネクタイピンはシルバーや真鍮の角棒から制作しています。
何故ハンドメイドなのか?と言いますと、やはり仕上がりの美しさと強度に尽きると思います。
人の手で、一つ一つ丁寧に作り上げる、これがクオリティーを押し上げます。
その観点から当アトリエでは、職人でもある私が責任を持って手作業でお作りしています。
制作過程を少しだけご紹介
先ず、シルバーや真鍮の角棒を用意します。
これから画像の下に写っているネクタイピンに加工していきます。
先ず、完成してからでは打つことが出来ない場所に刻印を打っておきます。
当アトリエのマークと純銀製の証である925を打ちます。
刻印を打つという事は、当たり前ですが、私が作りましたという証のような物です。
身が引き締まる思いです。
では、早速曲げていきます。
このネクタイピンの最大の特徴でもある綺麗なカーブを作って行きます。
このネクタイピンは一本の棒を曲げただけでデザインされています。
なので、曲げ加工が非常に重要になってきます。
曲げるところは綺麗に曲げて、真直ぐなところはビシッと直線に仕上げます。
芯金に沿わせて丁寧に慎重に叩いて曲げていきます。
機械で曲げた物とは違い、厳密に言うと一点一点微妙に異なるラインを描いています。
次は両端の形状をヤスリなどで角をとって整えます。
上の画像は曲げ加工が概ね完成し、両端の切りっぱなしの部分を丸めて角をとった状態です。
まだ磨きを入れていない状態です。
この無骨な感じも非常に捨て難いのですが、、、。
後は綺麗に磨きを入れて、隙間を閉じれば完成です。
バフという研磨機を使って一本ずつ丁寧に磨いていきます。
この磨きも結構コツが要ります。
あまり強く押し当てると棒の角が取れてしまいシャープな印象が損なわれてしまいます。
かといって磨きが甘いと銀の美しいツヤが得られません。
とても気を遣う作業になります。
シンプルな物ほどその仕上がりの良し悪しにクオリティーが大きく影響してきます。
完成しました。
片側は真直ぐなデザイン、反対側は綺麗なカーブを描いたデザイン。
こちらのタイピンはリバーシブルでお使いいただけます。
デザインは他にも色々とございますが、どれも一点一点、ハンドメイドで制作しています。
素材はシルバーや真鍮
ロンサムのアクセサリーはシルバーや真鍮の素材そのものを使用しています。
それは、素材自体が見せるエイジング(経年変化)の美しさを楽しんで頂きたい、という私のポリシーや使命からくるものです。
シルバーや真鍮は使用状況や保管状態によっては、くすみや変色などがありますがそれをエイジングと捉えるのも良し、
または素材そのものなので、磨き直す事で元のような光沢を取り戻すことが可能です。
よくある表面にメッキ加工した物だとそういうわけにはいきません。
なぜなら仕様に伴う擦れやキズなどでメッキが剥がれてしまうと、
地が見えてしまい元に戻すのは難しくなってしまいます。
このように後々のメンテナンスを考えると、かなりのアドバンテージになると言えます。
単純に、私がシルバーや真鍮の素材が好きという事かもしれません。
シンプルなデザイン
ロンサムのアクセサリーのデザインはシンプルな中にあるオリジナリティー、それを後押しするクオリティーであると思っています。
デザインとクオリティーの関係は思っている以上に密接であると考えています。
それがよりシンプルであればあるほどクオリティーが大きく影響すると思います。
素材の良さや特徴を生かしたデザインをご提案していきたいと思っています。
真鍮やシルバーの角棒や丸棒から作るハンドメイドのタイピンは、
特にシンプルなデザインが多くラインナップされています。
飽きの来ないデザイン、クオリティーと存在感。
自信を持ってお勧めいたします。
クラシックスタイル
”クラシック”という言葉には、古典的や上質といった意味があります。
ヴィンテージやアンティークなどの古き良き時代の物作りには、現在に無い贅沢な作り込みがあったように思います。
ロンサムでは、デザインを再現することはありませんが”クラシック”という言葉の持つ意味の中で、
とりわけ上質に拘った物作りをしていきたいと思っています。
それは、単に高価な物という事ではなく、身近な素材(シルバーや真鍮など)を使った物でも
丁寧な仕上げやディテールによって、それぞれの素材の良さを引き出し表現することが出来ます。
スタイルには主に、ドレス、ビジネス、カジュアルなどありますが、ロンサムのアクセサリーはスタイルを選びません。
それは上手く表現出来ませんが、ハンドメイドの質感からくるものだと考えています。
量産品の機械的な商品の味気無さとは違い、柔軟な解釈(スタイリング)が可能なのかもしれません。
ご使用していただく方々のそれぞれのスタイルに合わせて自由に楽しんで頂きたいと思います。
プレゼントとしてもおススメです。
タイピンはサイズがありませんので、プレゼントとしても最適なアイテムです。
更にシンプルなデザインであれば、つける方のスタイルを選びませんのでその点も安心して贈る事が出来ます。
是非、何を贈るか迷われた際はタイピンという選択肢を是非ご活用下さいませ。
ロンサムのアクセサリーは基本的にメンテナンス(リペア)可能です。
ロンサムのアクセサリーは一部の商品を除いてリペア可能となっています。
長く使っていただきたいという思いで制作していますので、メンテナンスは可能な限り対応させていただきます。
使用に伴う、キズ、変色、歪み、調整、破損など、お気軽に連絡下さいませ。